
僕は過去にせどりで月13万円の純利益を継続していました。
利益率はおよそ40%です。
せどりで一番の悩みは、
仕入れられないことです。
相場は分かっている。
利益計算も合っている。
それでも、
「仕入れ値が合わない」
「あと少し安ければ…」と見送ってしまう。
多くの場合、原因はリサーチ不足ではありません。
仕入れの段階でリスクを取れていないことです。
安く仕入れたいなら、
リスクを避ける前提を捨てる必要があります。
この記事では、
僕がせどりで安く仕入れるために実践していた
リスクの取り方をまとめます。
なぜ多くの人は仕入れられないのか
多くの人が仕入れられない理由は、
相場が分からないからでも、
リサーチが足りないからでもありません。
仕入れの段階でリスクを取れないからです。
せどりを始めたばかりの頃は、
無意識に次のような条件を優先します。
- 返品可能
- 状態良好
- 動作保証あり
確かに安心です。
ただ、こうした条件は
誰にとっても安心でもあります。
その結果、
みんなが同じ条件の商品に集まり、
価格は下がりません。
「仕入れ値が合わない」
「あと少し安ければ…」と感じるのは、
能力不足ではなく、
安全な場所から動けていないだけというケースがほとんどです。
安く仕入れるためには、
まずこの前提を捨てる必要があります。
なぜ人は「安全なもの」を仕入れようとするのか
人が安全な商品を仕入れたくなる理由は、単純です。
返品されたくない、失敗したくないからです。
これはせどりの問題というより、
サラリーマン的な価値観の影響が大きいと思っています。
会社員として働いていると、
- 失敗するのは恥ずかしい
- 評価や出世に響く
- 周りの目が気になる
こうした意識が、知らないうちに強く刷り込まれます。
その感覚のまま副業に入ると、
「返品=失敗」
「返金=やってはいけないこと」
と感じてしまいます。
でも、事業は本来そういうものではありません。
事業はトライアンドエラーの連続です。
返品や返金は、避けるべき異常事態ではなく、
最初から起こる前提の出来事です。
せどりでも同じです。
返品・返金をゼロにしようとする限り、
仕入れられる商品は限られ、
価格は下がりません。
安く仕入れるためには、
「失敗しない仕入れ」ではなく、
失敗を受け入れた仕入れに切り替える必要があります。
この意識の転換ができるかどうかで、
仕入れられるかどうかは大きく変わります。
僕のせどりの返品・返金実績

上記画面の通り、
僕は Amazon販売を1年間行う中で、約41万円の返金を経験しています。
数字だけを見ると、
「そんなに返金して大丈夫なのか?」
と思われるかもしれません。
ただ、この 41万円がそのまま丸々損失だったわけではありません。
返品された商品の中には、
- 動作に問題はないが返品されたもの
- Amazonでは再販できなかったもの
も多く含まれていました。
そういった商品は、
ジャンク品として別のプラットフォームで販売し、
結果的に 20万円ほどは回収しています。
つまり、
- Amazonでの返金総額:約41万円
- 他販路での回収:約20万円
- 実質的な損失:約20万円前後
という形です。
もちろん、
返金が出ないに越したことはありません。
ですが、
この程度の返金・再販を織り込んだうえでも、
トータルでは利益が残っていました。
重要なのは、
返金が起きたかどうかではなく、
返金が起きても崩れない前提で仕入れていたかどうかです。
返品・返金を
「異常な失敗」と捉えると苦しくなります。
「起きて当然のコスト」と捉えれば、
数字として処理できるようになります。
この現実を受け入れられるかどうかが、
次に説明する
「どんなリスクを取れるか」
を分けるポイントになります。
どんなリスクをとって安く仕入れていたか
返品不可の商品を仕入れていた
返品不可の商品には、
必ずしも致命的な問題があるわけではありません。
実際、仕入れの現場では次のような理由で
返品不可にされている商品が多くあります。
- 基本的な操作は確認したが、すべてを確認したわけではない
- 動作はするが、外観が悪い
- 商品自体は問題ないが、後々揉めたくない
つまり、
仕入元が「リスクを取りたくない」だけ
というケースです。
仕入元としては、
- クレーム対応をしたくない
- 返品処理に時間を使いたくない
- 評価を下げたくない
そのため、
リスクを価格に転嫁し、
「返品不可」という条件で安く売る
という選択をしています。
多くの人は
「返品不可=危険」と判断して
この時点で仕入れ候補から外します。
だからこそ、
ここに仕入れの余地が生まれます。
説明をきちんと読み、
中身が想像できる商品であれば、
返品不可という条件そのものは
仕入れ側が引き受けられるリスクです。
重要なのは、
返品不可という言葉に反射的に拒否反応を示すのではなく、
なぜ返品不可なのかを読み取ること。
その理由を理解したうえで仕入れる。
これが、
僕が安く仕入れるために一番重視していたポイントです。
まとめ
せどりで仕入れられない一番の原因は、
相場やリサーチではなく、
リスクを避けすぎていることだと思います。
特に「返品不可」という条件は、
危険な商品を意味するわけではありません。
多くの場合、
仕入元がリスクを取りたくないだけです。
- 全部の動作確認ができていない
- 外観が悪い
- 後々揉めるのが嫌
こうした理由で、
返品不可という条件が付けられ、
その分、価格が下がっています。
僕は、
この「仕入元が嫌がっているリスク」を引き受けることで、
安く仕入れることができていました。
もちろん、
返品や返金は実際に起きます。
でも、それは失敗ではなく、
最初から織り込むべきコストです。
仕入れでリスクを取り、
販売でそのリスクを引き受ける。
この前提を受け入れられるかどうかが、
仕入れられるかどうかを分けるポイントだと思います。
せどりは、
ノーリスクで稼ぐものではありません。
どのリスクを取るかで稼げる仕事です。
返品不可を避け続けている限り、
仕入れの幅は広がりません。
逆に、
その意味を理解して仕入れられるようになると、
「仕入れられない」という悩みは
かなり減っていくはずです。
