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会社がヤバいと感じたら|倒産危機を察知し“人生の選択肢”を広げた僕の体験談

社会人として働いていると、
誰でも一度はこう思ったことがあるんじゃないでしょうか。

「大企業に入れば一生安泰なんじゃないか」
「大きい会社=安定しているはず」

僕もまったく同じでした。

新卒で入社したのは上場メーカー企業。
売上は年間2,000億円、従業員も2,000名を超える規模。

親にも、バイト先の人にも
「いい会社に入ったな」と言われ、
自分でもどこか安心していた。

“この会社なら大丈夫だろう”
そんな根拠のない安心感に包まれていたんです。

でも、ある日ふと思いました。

「本当にそうなのか?」

その答えは、
これから静かに崩れていく会社の中で、
嫌というほど知ることになりました。

会社の規模と安定は、決して比例しない。
これは、僕が身をもって理解した現実です。

この記事では、
僕が倒産寸前の空気を間近で体験し、
そこから“人生の選択肢”を広げていった過程を、
できる限りリアルに書いていきます。

もし、いまの会社に少しでも違和感や不安があるなら——
きっとあなたの役に立つ話になると思います。。

目次

僕が勤めていたのは“静かに崩れていく上場企業”だった

● 銀行から派遣された役員が突然いなくなった

実はその銀行から来ていた役員は、
会社がまだ利益を出していた頃から、
「今のうちに不採算工場を閉鎖して体質を立て直すべきだ」
と何度も進言していました。

会社を良くしようと、本気で向き合ってくれていた人でした。

でも当時の社長は完全なワンマン経営で、
他人の意見を受け入れるタイプではありませんでした。

その銀行から来た役員の提案を聞いた社長はこう言い放ちました。
「工場を閉鎖?技術を失うだろう。けしからん!」

次の年の株主総会で
その銀行から来ていた役員は突然“解任”。
しかも銀行側から代わりの役員派遣は無し。
あり得ない“静かな異変”でした。

「これは何かがおかしい」
そう思った最初の強烈な違和感でした。

● 工場が短期間で次々と閉鎖された

最初の工場が閉鎖されたときは、
「まあ、どこの会社にもあることだよな」と思っていました。

しかしその数ヶ月後、また別の工場が閉鎖。
さらにそのまた数ヶ月後にも、別拠点が静かに姿を消していく。

1つの閉鎖なら“戦略”に見える。
でも“短期間に複数”となると話はまったく違う。

社内では特に説明もなく、
ただ静かに工場がなくなっていった。

その光景を見ながら、心のどこかで思いました。

「会社って、こんなスピードで縮むんだ…?」

異様な縮小の速さに、
背中がじんわり冷えるような感覚を覚えました。

● 監査法人のイレギュラーな監査

この会社では、監査法人による監査は
通常 数年に1回 のペースで行われていました。

でもその年は違いました。

予定にもなかったタイミングで、
突然、監査法人が会社に入ってきたんです。
しかも かなりの長期間。。。

いつもなら監査法人からの問い合わせは、
経理部門を経由して届くのが普通でした。

しかし今回は違いました。

監査法人が 直接、各部門をひとつずつ回り、
次々と現場に聞き取りをしていく異例の動きでした。

これは明らかに“いつもの監査”ではありませんでした。

理由は誰にも説明されない。

ただ、

「何かが起きている」

それだけは、はっきり分かる異常事態でした。

決定打は、“夢物語のような計画書”を書かされたあの日だった

ある日、上司から来期の計画を作るように言われました。

指示内容を見た瞬間、目を疑いました。

現実離れした大幅に安いコスト前提の計画。

完全に現実無視。どう考えても不可能です。

僕は勇気を出して言いました。

この計画の達成は無理です。本当にこの数字でいくんですか?

上司は目も合わせず、

とにかく、それで書け。

その瞬間、身体が震えました。

現実的に無理な計画を作らないと利益がでないんだな。。

怒り、恐怖、虚しさ…全部まとめて押し寄せてきた。

確信しました。

「あ、この会社は本当に危ない。」

経理部門の同期から聞いた“致命的な一言”

経理部門に同期がいました。
彼は普段、冗談も言うし、明るいタイプなのですが、
その日だけは声のトーンが違いました。

静かに、でもはっきりと、こう言ったんです。

銀行が、もうお金を貸したがらない。

そして少し間を置いて、こう続けました。

正直……かなり厳しい状態。

数字を知っている立場の人間が、
こんな“濁した言い方”をするのを初めて見ました。
笑いも、冗談も何もない。
ただ、事実だけを伝えるような目だった。

その瞬間、

「ああ……もう、この会社は本当にダメなんだ。」

そう静かに腹が決まりました。

転職活動は“逃げ”じゃない。人生の選択肢を増やす行動だった

会社の異変に気づいた僕が最初にやったのは、
逃げる準備ではありませんでした。

僕がやったのは、

「転職活動を行うことで、自分の未来に“選択肢”を増やすこと。」

逃げるためじゃない。
自分の人生を会社に預けすぎないための、前向きな行動。

この考え方が、僕の心を救いました。

転職活動を進めた結果、
僕は従業員30,000人の会社に転職し、年収を200万円上げることができました。

倒産しそうな会社に共通する“危険サイン”

僕の経験と、同期の証言をまとめると、
倒産前の会社にははっきりした前兆があります。

  • 人事の不可解な異動
  • 計画見直しが異常に多い
  • 現実を無視した数字が業務に降りてくる
  • 銀行の態度が急変
  • 工場・拠点の連続閉鎖
  • イレギュラーな監査
  • 優秀な人から辞めていく

ひとつでも当てはまったら要注意です。

あなたの経験は、思っている以上に価値”がある。

僕は転職活動を通して、はっきりと気づいたことがあります。

自分が社会人になって積み重ねてきた経験は、想像以上に価値があった。

正直、新卒では入れなかったような大きな会社に転職できて、
年収も大きくUPしました。

その時に初めて、

「自分がやってきたことって、ちゃんと評価してくれる人がいるんだ」

と実感できました。

今いる会社の評価だけが、あなたの価値ではありません。
そして、自分で「自分は大したことない」と決めつける必要もない。

あなたを高く評価してくれる会社は、必ずあります。

どうか、自分のことをもっと信じてあげてほしい。

まとめ|人生は“選択肢が多いほど、生きやすくなる”

会社は、いつまでも同じ状態でいられるとは限りません。
僕が経験したように、大企業であっても静かに崩れていくことがあります。

本当に大切なのは——

会社の状態を冷静に見る“視点”を持つこと。
そして、自分の人生を守るための“選択肢”を失わないこと。

僕がとった選択肢は、たまたま転職活動でした。
でも、選択肢はそれだけではありません。

資格を取るのもいいし、
副業を始めてみるのもいい。
学び直しでも、人脈作りでもいい。

大事なのは
「自分の未来を一つの会社だけに預けないこと」
だと思っています。

今いる会社が悪いわけではありません。
すぐに動く必要もありません。

ただ、あなたがこれまで積み重ねてきた経験は、
想像以上に価値があるし、
その価値を活かせる場所はひとつではありません。

会社だけを基準にしない。
「自分の未来を、どこに置くのか」
その視点を持つだけで、心の重さは大きく変わります。

どうか、
今の職場だけを“自分の世界のすべて”だと思わないでください。

あなたの人生は長い。
あなたの未来は広い。
そして——

その未来を選ぶ力は、いつだってあなた自身が持っています。

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